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トップアスリートのケアから学ぶ、力を発揮できるからだづくり

2026-06-12アスリートケア ・ 約6

トップアスリートのケアから学ぶ、力を発揮できるからだづくり

勝負の舞台で実力を出しきるために、トップアスリートはからだのケアにとても気を配っています。女子プロボクシングの世界王者・日本王者のコンディショニングを担当してきた経験から、競技者にも、そして一般の方にも通じる「力を発揮できるからだづくり」の考え方をお話しします。

世界の舞台で戦う選手たちのそばで

これまで、女子プロボクシング三団体の世界王者・多田悦子選手、日本王者・長井香織選手のコンディショニングを担当させていただきました。極限まで自分を追い込む選手のからだに触れることは、毎回が学びの連続です。

勝敗を分けるのは、練習量だけではありません。日々のコンディションをどう整え、本番にどう合わせていくか。その積み重ねが、ここ一番の力につながっていきます。

女子プロボクシング世界王者・多田悦子選手(右)とともに
女子プロボクシング世界王者・多田悦子選手(右)とともに

強さの土台は「ゆるめる」ことにある

力強い動きをイメージすると、つい「固める」「鍛える」ことに目が向きがちです。けれど、実際にしなやかで速い動きを支えているのは、必要なときに必要な筋肉だけを使える状態、つまり「ゆるめられるからだ」です。

こわばった筋膜をていねいに整えていくと、動きの引っかかりが軽くなったと話す選手もいます。緊張と弛緩をうまく切り替えられることが、パフォーマンスの土台になります。

元プロボクサーだからわかること

わたし自身、かつてリングに立つプロボクサーでした。だからこそ、選手が言葉にしづらい感覚や、勝負前の心とからだの揺れを、肌で理解できると感じています。

理学療法士としての評価の目と、リングで戦ってきた競技者としての肌感覚。その両方をあわせ持つことが、選手のそばに立つうえでの、わたしなりの強みだと思っています。

競技に打ち込む方のコンディショニングにも、長く携わってきた
競技に打ち込む方のコンディショニングにも、長く携わってきた

一般の方にも通じる、3つの視点

  • がんばる前に、まず力を抜ける状態をつくる
  • 痛む場所だけでなく、全身のつながりで考える
  • その日のコンディションに合わせて、量と強度を調整する

これらはアスリートだけのものではありません。仕事や家事を気持ちよくこなしたい方にも、そのまま当てはまる考え方です。

まとめ

トップアスリートのケアから見えてくるのは、「ゆるめられるからだ」が強さの土台だということ。力を発揮できるからだづくりは、特別な人だけのものではありません。あなたのコンディションに合わせて、からだの側からサポートします。

からだの状態を、一度ていねいに診てもらいませんか。

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